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スロージョギングセミナー 下

2014年4月28日

ハリーポッターシリーズはいきなり途中から読み始めてしまうとよくわからないことが多いですが、

スネイプ先生が嫌なやつだというのは全編共通でわかるようになっていますよね。

そんな彼も、終盤で美味しいところを持っていくわけですけれども。

 

そんなスネイプ先生のように、この下編を初めにご覧になった場合でも当日の様子がわかるようになっております。

上編の内容を更に細かく、深く、必要以上にマニアックに掘り下げてお送りします。

それでは1週間以上にわたって焦らしに焦らし、待ちに待った「スロージョギングセミナー 下」、はじまり、はじまり。(本当にごめんなさい)

 

マニアックになったとはいえ、大筋の内容が変わるわけではありません。

 

長谷川医師の開演の挨拶の後、佐藤医師による講演が行われました。

スロージョギングセミナーに先駆け、下半身に多いケガ、またそのケガの応急処置や予防について簡単なお話がありました。

まずはじめに「RICE処置について」です。

RICEとは、応急処置に必要な4つの要素の頭文字をとったものでそれぞれ

R・・・・Rest(安静)

I・・・・Ice(冷却)

C・・・・Compression(圧迫)

E・・・・Elevation(挙上)

といいます。

安静にしてよく冷やす、というところまではみなさんよくご存知かなとは思いますがあとの2つは聞き覚えがあまりないのではないでしょうか。

圧迫とは文字通り患部を圧迫することで内出血が溜まるのを防ぎます。

さらに聞きなれないのが挙上なのですが、挙上、つまりは高く上げるということ。高く上げるといっても標高の高いところにいけば良いというわけではなく、

患部を心臓より高くすることで血液の流れをあえて悪くし、これまた内出血を防ぐ効果があります。

さらに大事なのが、この4つを一度にやるということ。

具体的にはこんな感じです。

氷嚢(または氷枕など)を患部にぐるぐる巻きにし、クッションの上に乗せて冷却を行うことで4つの処置を一度に行うことが出来ます。

気をつけるのは冷却時間。冷やしっぱなしでは凍傷の恐れがあるため諸説ありますが15分~20分間が最も適切と言われています。

ちょうど感覚がなくなるあたりですね。外したら40分ほど休ませます。ちょうど1時間で1サイクルとしてケガしたその日は睡眠時まで繰り返すようになります。

受傷直後にこの処置をしていただくことで内出血を最小限に防ぎ、予後を良くすることが出来ます。というお話でした。

 

続いて膝周りに多いケガのお話。靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病、腸脛靭帯炎についての簡単なお話をしました。

簡単とはいえ、ここでお話するにはあまりにもマニアックといいますか、専門的すぎる話になってしまうので割愛します。

さらにお話は続き、スポーツとは少し遠ざかりますが、変形性膝関節症のお話もしました。参加者の中には実際にこの診断を受けた方々もいたようで、皆さん興味深そうに話を聞いていましたね。

佐藤医師は最後に、運動によるケガを防ぐためにストレッチの重要性を説明しました。このお話は終盤に生きてきますのでまたまた割愛。

 

続いてお待ちかね、スロージョギングのお話。

アサヒコーポレーションより米山様を講師に招き、スロージョギングについての説明を行いました。

かいつまんでいうと、ジョギングはジョギングなのだけれどとてもゆっくりで、自分のペースで、喋りながら、笑いながら(任意)行うことができるのがスロージョギングだということ。

最大の特徴がその脚の運び、なわとびを跳ぶようにつま先から着地するのがこのスロージョギングだそうです。

ダッシュやランニングなど、大きなスピード、ひいては大きなエネルギーを必要とする走りは大抵つま先から着地します。そうすることである種の反動を得ることができるためです。

で、スロージョギングの場合大きなエネルギーを必要とはしません。エネルギーを使う姿勢を取りながらエネルギーを余り使わない、エネルギー的にはとても非効率な走り方です。

つまりあえて疲れやすい走り方をし、ゆっくりした走りでもカロリーを消費しようというのがスロージョギングなのではないかと、トレーナーの目線から感じました。違ったらごめんなさい。

でもでも、後の実践を終えた際に「普通に歩くより疲れるよね-」という声をよく耳にしました。これこそスロージョギングの真髄であると、、、まぁ、、、思ったんですよね。。。。間違ってたらごめんなさい。ホントに。

 

ひと通りの説明の後、外に出て実際にみんなでやってみようのコーナーに移りました。

まずは、「つま先で着地」の感覚を得ることから始めます。

段階的に、その場で簡単に足踏みをしてつま先で着地するイメージを得ます。

 

次に実際にジョギングに近い感覚、その場でなわとびのように跳ぶ練習をしました。

前述したとおり、軽く跳ねるように進むのがスロージョギングのコツらしく、その感覚を得るのにこの練習は最適だそうです。

 

そしてそして、やはりジョギングですので足を高く上げるのは大事です。

 

実際はそこまで高く上げる必要はないのですが下半身全体をうまく使うためにはこの動作の習熟がとても大切なんじゃないでしょうか。

 

以上の基本動作を学びいざ実践です。

 

みんなで輪になりグルグルとゆっくりとしたペースでスロージョギングしました。

 

 

小休止のあと、今度は二人組になって前述した話しながらのスロージョギングにチャレンジしましたよ。

院長&ナースで

 

 

 

 

 

ドクター&トレーナーで

 

 

 

 

ご夫婦で

 

 

 

親子で

 

それはもう自由におしゃべりをしていましたよ。

それくらいの強度で大きな効果を得られるのがスロージョギングの醍醐味だとか。

 

さらには、アサヒコーポレーションからスロージョギング用の靴の試履を勧められました。

 

目につきやすい色をした靴がそうなのですが、私も履いてみました。

この靴はつま先のところに硬めの膨らみ、というか厚みがありつま先着地を大いにサポートしてくれます。

クッションになるだけでなく、構造上つま先から足が出しやすくなっていてなるほど確かに走る際に適した靴だと感じました。

思い切ってダッシュもしてみましたがこれがなかなか良くて、今流行りの瞬速にも対抗できるんじゃないかと感じました。

これだけだとなんだか宣伝みたいなのでちゃんとマイナス面も言いますよ。

この靴、逆をいえば踵から足を出しにくくなっているので普段軽く出歩いたりするにはちょっと適さないかと思います。

私は若干脚に難を抱えているので数歩歩いていたら足の所々が痛くなってしまいました。

そんな清濁併せ持つスロージョギングシューズ、簡単な資料ならクリニックにおいてありますので興味あるかたはお問い合わせ下さい。

ひと通り身体を動かし終わったあとにはストレッチ、いわゆる整理体操が大事です。

トレーナー川田が体操のお兄さんになり、皆さんにストレッチを指導しました。

 

友情を確かめ合っているのではありません。

アキレス腱を伸ばしています。

 

 

 

 

今度は太ももの前面を伸ばしています。

 

 

 

 

特にこういった足をよく使う運動では太ももやふくらはぎのストレッチが怪我の予防にとても効果的ですので、運動の前後でやってみてください。

ストレッチほか、トレーニングなどどうやったらいいかわからないという場合は当院トレーナーが直接個別で指導しておりますので、気になることがあれば

気軽にご相談下さい。

 

そんなうちに閉幕を迎えたスロージョギングセミナー。皆さん楽しくご参加頂いたようで何よりです。

またスロージョギングへの関心を皆さん強く持っていただいたようでした。

気軽に気楽にできるスロージョギングですが、どんな運動であれケガは付き物です。

お身体に気を使いながら楽しく行っていただけるとうれしいです。

 

ではでは、激長文のセミナー報告

おしまい、おしまい

 

トレーナー多田

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