腰椎圧迫骨折
症状
骨粗鬆症に起因する比較的弱い外力で生じる圧迫骨折や、強い外力(転落や、転倒など)で生じる圧迫骨折があります。
骨粗鬆症に起因した圧迫骨折では痛みが軽度なこともあり、本人も気がつかないことがあります。
尻もちをつく、転倒などで生じた圧迫骨折では骨折部位の疼痛を伴い、少しの動きでも痛みを生じ生活が著しく制限されます。
治療方針
初期はコルセットを装着し、痛みを軽減させます。
骨折の癒合が順調であれば痛みも軽減していきます。
初期のリハビリでは痛みと相談しながら、徐々に可動域訓練や、筋力増強訓練を開始していきます。また、起居動作や立ち上がり動作など生活に必要な動作改善のためにエクササイズを行います。
理学療法士が個々の患者様の状態、動作を分析し、リハビリ内容を作成していきます。
また、患者様自身でもストレッチや運動が出来るようにホームエクササイズ(自主トレ)をご提案しています。
症状には個人差があるので、医師の指導のもとリハビリを行うことが大切です。