骨粗鬆症
骨粗鬆症とは
骨密度(骨の強度)が低下して、骨折しやすくなる病気です。
特に閉経後の女性において骨密度が減少しやすくなります。
骨粗鬆症になると腰椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頸部骨折などの骨折疾患を発症するリスクが高くなります。
骨粗鬆症の予防
①若年期に高い骨密度を獲得すること
②骨量減少を最小限にとどめることが基本です。
骨密度の維持・向上には歩行を中心とした運動が推奨されています。
(骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版より)
また、骨の健康を保つためにカルシウム(骨の構成成分)、ビタミンD(カルシウムの吸収促進)、ビタミンK(骨へのカルシウムの取り込みを助ける)などの栄養素も必要となるため食事も大切です。ビタミンDは日光を浴びることでも生成されます。
運動や食生活などの生活習慣が骨粗鬆症の予防に重要であることがわかります。
治療
薬物療法では内服と注射による治療方法があります。骨折のリスクが高い場合は注射を行います。
当院ではDEXA骨密度測定に加え超音波骨密度機器を用意し、気軽にお試しできます。定期的に計測することで予防や、早期発見にもつながります。
また、骨折を防ぐためには、薬物療法だけでなく運動療法を行い、転倒予防に努める必要があります。患者様が気軽に運動できるようにコグニバイクを導入しております。
詳しくはお気軽にスタッフまでお声かけください。