足底腱膜炎
特徴
足の裏には踵〜足指の付け根に足底筋膜という扇状の繊維が広がっています。
この足底筋膜は足のアーチを保持するのに重要な役割を担っており、体重を支える動作(立つ、歩く、走るなど)に必要な組織となります。
症状としては、起床時の一歩目が痛い、急に歩き出すと痛い、踵に体重を乗せると痛いなど体重がかかった時に痛むこと多いです。
原因として足部・足関節の柔軟性・筋力低下や、バランス機能の低下、靴の影響(サイズが不適切な靴、靴の構造がしっかりしていない靴など)も考えられます。
リハビリ
足趾や足関節の柔軟性や筋力の向上を目的にエクササイズを行います。
また、隣接関節(体幹、股関節、膝関節など)の機能を向上させることでも足底筋膜への負担を軽減していきます。
→エクササイズの詳細はこちら(①足趾のストレッチ、②お尻のエクササイズ)
足部の痛みには靴選びも重要となります。足のサイズにあった靴を選んだり、踵のしっかりした靴を選ぶことで足部の負担が軽減することも多く経験します。
理学療法士が個々の患者様の状態、動作を分析し、リハビリ内容を作成していきます。
また、患者様自身でもストレッチや運動が出来るようにホームエクササイズ(自主トレ)をご提案しています。
症状には個人差があるので、医師の指導のもとリハビリを行うことが大切です。