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膝蓋骨骨折

特徴

膝蓋骨とは一般的に「膝のお皿」と呼ばれている膝関節の前面にある骨のことです。

この膝蓋骨は、膝の曲げ伸ばしをする際に重要な役割を担っており、この骨がスムーズに動くことで膝関節は曲げ伸ばしが行えます。

膝蓋骨骨折の多くは、転倒して膝をぶつけたなどの外傷によって生じることがほとんどです。

骨折により膝関節が腫れ、痛みのため歩行困難になってしまいます。

また、膝が曲がらない、伸びないなど自分の意思では膝がうまく動かせなくなります。

治療方針

治療は手術を行わない保存療法と手術療法があります。

保存療法では太ももから足首までの装具を装着し、4〜8週間膝を伸ばした状態で固定します。

骨折の仕方や骨の転移大きく、骨癒合が得られないと推測される場合に手術療法が適応されます。手術療法では細い針金で骨折した部分を固定する方法(鋼線締結法)が一般的です。

詳しくは担当の先生にご相談下さい。

リハビリ

固定期間により膝関節の可動域制限、筋力低下がある人がほとんどです。

初期のリハビリでは痛みと相談しながら徐々に可動域を広げ、膝関節周囲の筋肉も動かしていきます。

むくみや、炎症、痛みに対してアイシングなども有効です。

膝関節の可動域制限、筋力低下に対するリハビリ以外にも、膝関節以外の機能改善のエクササイズを実施します。

理学療法士が個々の患者様の状態、動作を分析し、リハビリ内容を作成していきます。

また、患者様自身でもストレッチや運動が出来るようにホームエクササイズ(自主トレ)をご提案しています。

 

症状には個人差があるので、医師の指導のもとリハビリを行うことが大切です。

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