頚椎症性神経根症
症状
加齢に伴う椎間板の変形、骨棘(骨のトゲ)や靭帯の肥厚によって神経根が圧迫されて主に片側の首や肩、腕にかけた痛みや痺れが生じます。
手を使った細かい動作(ボタンを止める、箸を使うなど)がしにくくなるなどの症状が見られます。
リハビリ
頭部を支え、首を動かすにはアウターマッスル(表層にある筋肉)とインナーマッスル(深部にある筋肉)がバランス良く動く必要があります。アウターマッスルを過剰に使ってしまうと、関節が不安定となり、頚部の痛みを引き起こしやすいため、インナーマッスルに特化したエクササイズが必要とされます。
デスクワークや、猫背姿勢では肩甲骨・胸郭の可動域制限が生じやすく、頸部への負担が増加しやすいため、胸郭の柔軟性改善も必要とされます。
また、頸部だけでなく、肩甲骨・体幹の筋力も頭部を支えるの必要になりますので、肩甲骨・体幹も含めたエクササイズを行なっていきます。セルフエクサイズでは仕事中や、自宅で行える体操もご紹介しています。
→エクササイズの詳細はこちら
症状には個人差があるので、医師の指導のもとリハビリを行うことが大切です。