外反母趾
特徴
外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に曲がって変形した状態のことを言います。
症状として、母趾の付け根の痛み、発赤、胼胝(べんち=たこ)があります。
原因としては靴の影響(ハイヒール、先の細い靴、サイズが不適切な靴)や、足部の機能低下、遺伝などが挙げられます。
外反母趾があると足指がうまく使えず、扁平足や開張足など、足のアーチ機能が低下していることも多いため、床からの衝撃を吸収出来ずに足部だけでなく膝・股関節や腰部にも負担がかかる可能性があります。
リハビリ
リハビリでは母趾の関節拘縮予防のため可動域訓や、足趾や足関節の筋肉の機能を向上させるようにエクササイズを行い、母趾の変形が進行しないように努めます。
また、正しい靴選びも重要となります。足のサイズにあった靴を選んだり、踵のしっかりした靴を選ぶことが重要です。
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理学療法士が個々の患者様の状態、動作を分析し、リハビリ内容を作成していきます。
また、患者様自身でもストレッチや運動が出来るようにホームエクササイズ(自主トレ)をご提案しています。
症状には個人差があるので、医師の指導のもとリハビリを行うことが大切です。